評価についてpart3【疼痛減弱の確認】

治療介入の流れ

今回は評価についてpart3【疼痛減弱の確認】についてお話をさせていただきます。

前回、再現性の確認についてお話をしましたが、再現性を検証したものに対して、検証を行う作業を疼痛減弱の確認といいます。

例えるなら、歩行時に膝の痛みを訴える患者に対して痛みの再現性の確認作業を行います。その結果から立脚初期の踵接地から立脚中期にかけて痛みがあることが確認できた。その際の膝関節は通常、屈曲位から伸展する動きがみられるが、その時の膝関節後面の組織の硬さが痛みの原因となっているのではないかという仮説を立てたとします。

その仮説に対しての検証として、ハムストリングスもしくは腓腹筋の賦活を行い、歩行動作時の痛みの確認を行います。それにより疼痛が減弱した場合はハムストリングスもしくは腓腹筋の機能低下によって歩行時痛となっていると解釈することができます。仮に、疼痛が減弱しない場合は、大腿四頭筋の機能低下を疑い、賦活を行います。再度歩行時痛の確認を行い、疼痛の変化を確認します。この確認作業を『疼痛減弱の確認』といいます。

臨床ではこの作業をくり返し行っていくことが大切です。

膝が痛いのは筋力低下が原因だ!という安直な考えではなく、何故痛みがあるのか、何故痛いのかを考えることが重要になります。

一つ一つ確認しながら行っていくことが大事だと思います。特に経験が浅いセラピストや学生は常に考える習慣を身につけておくと良いと思います。

以上が疼痛減弱の確認についてでした。

次回は【治療と効果判定】についてお話します。

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